同善病院では、院内での各委員会の活動が盛んです。
先日は、災害対策委員会主催の災害対策訓練を行いました。
今回の訓練は首都直下型地震を想定し、実際に災害対策本部を設置して行いました。
訓練に参加したメンバーは事前に救急救命士から災害についての講義を受けており
災害時に大切なこと「CSCATTT」をある程度理解したうえで参加します。
まずはじめに災害が起きたらどんな情報を集めなければならないかを確認しました。


各部署ごとに分かれ、情報を記載するチェックリストシートを皆で協力しながら作成します。
その後は各部署ごとに分かれリーダーの指示のもと情報を集め、チェックリストを用いて部署内の電気や水道などのライフラインや怪我をした職員や患者さんがいないかを確認し、災害対策本部へ報告します。
重症患者さんを発見した想定で、スタッフに患者さん役をやってもらい搬送の訓練も行いました。
実際に地震で電気が消えてしまうと真っ暗な中で今回の訓練で行ったようなことを
しなけれないけないことも皆で共有しました。


実際に災害が起きたときの動きをリアルに再現し訓練を行う中で、参加スタッフから、必要備品や情報収集の項目に関してなど、たくさんのご意見が出てきました。
委員会メンバーだけでなく、スタッフ全員がそれぞれの視点で意見をもち考えを発する場となりました。
このように今後も年に数回訓練を行っていくことで、スタッフ全員が実際に動き意見を出し合える場を作っていきます。